
日本人の手によって生まれ、かつては世界を席巻した「養殖真珠」という文化は、
いま、元気がないように感じているのはわたしだけではないでしょう。
わたしは、若い頃から真珠業界にお世話になり、生活の糧を得、さまざまな知見と経験をいただきました。
だからこそ、その恩を返し、この産業をまた真珠のように輝かせたいという信念を持っています。
そして今わたしは、これまで培われてきた養殖真珠の「文化」と、最新の「科学技術」で、
100年後の未来も世界中の女性を魅了しつづける、新しい日本の真珠をつくりたい。
それがわたしの想いなのです。